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メリノウールはあらゆる繊維の機能を上回る、驚異の天然繊維。

“メリノウール”とは、何世紀にもわたり交配と改良を繰り返した結果、衣料に最適な、羊におけるもっとも細いウール(20ミクロン以下) を産する純血種を指します。その飼育量の大半はオーストラリアが占めますが、オーストラリアが平坦な乾燥大陸なのに対し、大地の起伏が激しく、適度な降雨がもたらされるニュージーランドは牧羊環境に適しており、良質なメリノウールを産出するといわれます。Waipouaは、そんなニュージーランド産の希少なメリノウールを贅沢に用いたウエアなのです。メリノウールの持つ特性はさまざまですが、最大の利点は「汗冷えしない」ということです。運動時に激しい汗をかいても、ウロコ状の“スケール(表皮部) ”(※1) の優れた「吸湿性」で、湿気を効率よく繊維内部に吸収します。ですが、繊維の表面は“クリンプ”(※2) の「撥水性」により汗をはじき、ウエアがびっしょり濡れることも、身体にベタベタと密着することもなく、常にサラッとした着心地が持続するのです。